レーシングカートからFFノーマルカーまで、バッチリ乗りこなしてしまうウラにはこんな秘密が!!
ドラテク講座

人生は楽しく! クルマはもっと楽しく!


 走行会や草レースによって、サーキットが誰にでも身近な存在になってきたのはご存知の通り。様々なホームページやチューニング誌に走行会情報はワンサカ載ってるし、走行会に行くことを考えてクルマを選ぶ人も多いでしょう。「免許を取ったらまず峠」だった頃からは信じられない話です。

比例してクルマの性能も向上してきました。わかりやすい筑波のタイムで例えれば、R32GT−Rが1分9秒前後で激速だったのに、今ではフルノーマルのインテRですら9秒だと速くありません。S2000に至ってはサスキット+Sタイヤでなんと1分3秒を切るというビックラこいてしまう時代になりました。そこにはタイヤの進化が大きいと思うんだけど、クルマトータルでの向上という意味で、この際置いておきましょう。

一方でドライビングはというと、クルマの性能と同じだけ上がったかというと…そんなことはないわけです。

峠が走行会になったのは大きな変化だとしても、ドライビングそのものも、ドライビングの上達に取り組む姿勢にも、劇的な変化があったとは思えません。運転を習う相手が峠の先輩からサーキットの知り合いになっただけでしょう。せっかくハイパフォーマンスなクルマを作っても、乗りこなせるドライバーがいなければ、自動車メーカーがハイパフォーマンスカーを作る理由がなくなっちゃうじゃありませんか!

つまり、自分たちがクルマを楽しむ環境を維持するためには、もっとドライビングを考え、クルマの良し悪しを判断する能力を身に着けないといかんと思うわけですよ。

「加速のダルいオートマ車には用事なし」「値段が高いクルマほど速い」なんていう、ドイツみたいにオトコらしいのが最高だけど、せめてRX7を買って「乗り降りしにくい」とか、GT−Rを買って「後部座席が狭い」なんていうオタ○コナスの意見をメーカーが無視できるほど、クルマの良さがわかるドライバーが多くならなきゃ、スポーツカーなんか永久に出て来ないでしょう。

そこがレーシングドライバー…というよりもドライバーとしてのクラゴンの仕事だと思うのですよ。峠の先輩やサーキットの知り合いに運転を習う、もしくは○○サーキットを500周走る。そんなことで上手くなるんだったら、みんなレーシングドライバーになれます。

簡単に手が届くところに、真のドライビングはありません。友達に勝てればいい人はいいけど、本当にクルマを好きな人が身に着けたいドライビングは、そんなレベルじゃないはずです。

多くは言いません。見たい人だけ見て下さい。

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